ライダーとマシン
先日、草野球で、とある中学校に行きました。
トイレに行くため体育館の前を通った時
女性の怒る声がしたので、体育館の中を覗いてみると
小学生と思われる少女バレーのチームが練習をしてはった。
その怒ってはる女性と怒られてはる子供・・
私の見立てでは、多分親子かな・・
怒ってる内容は、1年にもなるのに、なぜ満足にアタック(スパイク)が打てないのか?
何度も、トスを上げては、怒り・・
最後にはやる気がないのか!!と叱責してはりました。
僕ね、バレーボールをした事ほとんど無いからワカラナイけどね
教えてはる人は昔、難なくアタックが打てたんでしょうね。。
けど、その子は打てない・・
だったら、トスを上げるのではなく、
天井や、バスケットのゴールとかから
ボールをぶら下げて・・
最初はジャンプ無しでアタックを打って・・
それが出来るようになったら
ジャンプして止まってるボール
その次に助走&ジャンプの止まってるボール
その次ぐらいに来るのが今やってる
動いているボールをアタック。
段階踏んであげた方がええんちゃうんかな??
なんか、足し算を満足にできひん子に、掛け算のプリント渡して
なんでできへんのや!!やる気無いんか!!って言ってるみたいで
かわいそうに思いました。
こういうケースってあちこちで結構見かけます。
教える側、学ぶ側、って目標は共通じゃないですかぁ。
教える側がライダー、学ぶ側がマシンってとこかな。。
マシンも小学生とかは
エンジンの大きい子や小さい子、性能(素質)もバラバラですが
ライダーはマシンのせいにばかりするのじゃなく、
マシンの性能をどうやったら最大限発揮できるのかを
考えるのも役目ではないかなぁ。。