着陸と墜落
先日、マクドナルドで試験勉強をしていた時、
後ろの席の女子高生たちが恋愛トークをしていた。
「ふられるの辛いけど、ふる方も辛いよ〜」
昔、自分の周りでまだ恋愛が盛んだった十数年前
何度か耳にしたセリフだった。
この件に関して、持論がある。
「ふる」と「ふられる」には大きな違いがある。
「ふる」とは 想定の範囲内の事で、着陸時、若干の衝撃はあるが、
通常の飛行プランにすぎない。
「振られる」とは、緊急事態、墜落の事で、その衝撃は計り知れない。
辛さ(衝撃)のレベルは桁がちがう。
自分の子供たちには、将来この緊急事態を経験して欲しいと思う。
着陸を1000回繰り返しても、得られる教訓は少ないが、
墜落は大きな教訓や挫折を経験させてくれる。
そもそも、安易に着陸を選択できるようないい加減な恋愛はして欲しくない。
別れの時に涙が無いような恋愛は時間の無駄だ。