地震保険の支払
今日、神戸に火災保険の勉強会に行ってきた。
保険会社には事故があった時、この契約者には○○万円払う・・
と、決定する部署がある。
その部署の人が神戸からも数人ずつ交代でこの度の東北の被災地にヘルプで
出向いてる。今回、そのヘルプに行ってた人と話をする機会があった。
地震保険は火災保険と違って支払い基準がおおまか。
例えば、新型の火災保険だと建物に500万円の損害があったら500万円
1000万円の損害があったら1000万円、実際の損害額が払われる
これに対し、地震保険は4パターン
全損 100%(時価)
半損 50%(時価)
一部損 5%(時価)
無責 支払なし
例えば一部損の場合、建物の価格が2000万円とすると・・
地震保険契約は半分の 1000万円
その5%だと50万円・・・
(建物の支払基準は明確に決まってるため、融通が利かないらしい)
ほとんどの契約者から不満の言葉をもらったと担当者は語っていた。
それに対し家財の地震保険・・・
基準は建物と同じく4パターン
しかし、基準が明確でないため、判定が前広にできるらしい。
例えば、テレビが台から落ちた・・・
まだ使えても、少しの傷があれば、かなりの確率で半損になるらしい
家財に地震保険をかけていた契約者は
みな、ありがとう!助かりました!と感謝をして送り出してくれたと
地震保険は、建物と家財両方にかけるのがベストだが
極論、建物と家財どちらか一方に地震保険をかけるなら・・・
断然家財だ!と東北で事故処理をしてきた、担当者2人は口をそろえて回答してくれた。
注)説明はまーるく表現してます。細かい事は言わないでね。